農家から直接仕入れた横須賀・三浦半島の食材を使用した地産地消のメニュー構成の隠れ家的創作料理居酒屋。
毎朝仕入れる横須賀野菜を使用した「“横須賀野菜”のオリーブオイル焼き」は、ほぼ全顧客が注文する人気メニュー。
その素材の新鮮さと店主の料理の技術で横須賀を代表する名店となっている。
朝採れの新鮮な横須賀野菜に拘った、隠れ家的名店。
横須賀をもっと知ってもらいたい、そんな想いから生まれた店舗
新鮮な食材を使ったメニューを提供し、お客様が横須賀の野菜を知るきっかけづくりも提供するカギロイ。
横須賀生まれ、横須賀育ちの松田さんには、自分の生まれ育った横須賀の食材を地元の人にも県外の人にももっと知ってもらいたいという思いがあった。
しかし、実際にはお店をやりながら気づかされることの方が多かったという。毎日の食材の買い出しの中で生まれる農家や漁師の方たちとのコミュニケーション。その中で様々な気付きがあった。
土地が生んだ食材と、人の繋がりから生まれるメニュー
メニューに関しては悩んだり苦労したことはあまりない、と語る松田さん。
料理人仲間や、地元農家の方達との交流の中で、「この食材をパスタによく合う」「この野菜は揚げたら美味しい」といった情報が自然と入ってくるそうで、それがメニューにつながっていく。
横須賀の人と人の繋がりの中に創作のヒントを見出し、土地が生んだ食材と、人の繋がりから生まれたメニューを提供するカギロイは、まさに横須賀そのもの。
松田さんは今日も真剣に横須賀と向き合い、その魅力をお客様に提供し続ける。
その日の仕入れ状況でメニューが変わる
新鮮な地野菜と地魚を活かしたメニューを提供する
隠れ家的リストランテ。
京浜急行汐入駅前近くでオープンした創作料理居酒屋「カギロイ」。
現在17年目の店舗を経営するのはオーナーの松田一希さんだ。
農家から直接仕入れた横須賀・三浦半島の食材を使用する地産地消のメニュー構成を徹底したこのお店は、アンティークの美しい小物や、食器、調理器具が並び、一見雑然としながらも清潔感に溢れ、自宅のようにリラックスできる、まさに隠れ家的名店といった雰囲気を漂わせていた。
店内で一際目を引く大きな黒板には手書きのメニュー。仕入れの内容によって毎日メニューが変わる。
ほぼ毎日、地元の農家や漁港を回り、その日の食材を仕入れるというオーナー松田さんに、その横須賀への想いを語っていただいた。